壁と床の境目に取り付けてある巾木(はばき、幅木)という部材をご存知ですか?
巾木は、床と壁との間にある数mmの隙間を隠し、見た目をキレイに整えてくれます。
そうすることで、隙間にゴミが入るのを防いだり、隙間風を防いだりできます。
また巾木は、掃除機やキャスターなどのモノが当たりやすい位置に取り付けてあります。
巾木があることで、壁へのダメージから守ってくれるのです。
そんな大切な役割を担っている巾木ですが、実際にマイホームを建てる際に選ぶまでは、あまり気にしていなかったり、存在自体を知らなかったりする方が多いです。
巾木には種類があり、それぞれの特徴を知っておくことでさらにお家づくりが充実することと思います。
ここでは「ソフト巾木」、「木製巾木」、「アルミ巾木」、「MDF巾木」の特徴を紹介します。
(画像:YKKAP)
ソフト巾木
ソフト巾木は、塩化ビニル製のシンプルな巾木です。
薄いのでホコリが溜まりにくく、また、耐水性があるので水回りに採用しやすい素材です。
耐薬性もあるので、汚れを洗剤で拭き取ることもできます。
価格は安価です。
木製巾木
木製巾木は、厚みがあり、無垢床と馴染みが良い巾木です。
装飾的な加工がされていたりと、高級感があります。
しかし、その分お手入れに気を使いますし、価格は高くなります。
アルミ巾木
アルミ巾木は、アルミでできたシャープなデザインの巾木です。
スタイリッシュでかっこいい内装や巾木を目立たせたくないレイアウトに適しています。
お手入れもしやすい素材です。
価格帯は高めになります。
MDF巾木
MDF巾木は、木製チップと合成樹脂を組み合わせて成形した巾木です。
無垢材のようにみえるので、無垢床とも木目調のフロアともコーディネートしやすいです。
また、価格も安いので実際に採用しているご家庭も多いです。
巾木の種類によって、見た目だけでなく、お手入れのしやすさも変わってきますので、しっかり検討してみてくださいね。
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